こんにちは。
前回(こちらから開けます)から結構間が空いてしまいましたね。
今回の内容は
歯科への受診は何歳から行ったほうがいいのか?!
です。
いきなり結論から言わせてもらうと、「何歳からでも大丈夫」です。
昔・・・それこそ昭和の頃の歯科の考え方としては 『痛くなったら歯医者に行く』
というものでした。 ところが時代の流れと共にどんどん変わっていき・・・
現代の歯科の考え方としては、 『痛みが出ないように歯医者に行く』
というものに変わってきました。
これはつまり国民の考え方が 「治療メイン」から「予防メイン」 にシフトしてきたことを意味しています。
そして予防となると、それはもちろん小さい頃からしっかりとスタートしておいた方が圧倒的に有利です。
とはいえ、意思疎通の出来ない1~2歳の頃に診査をしようとしても当然マトモになんて出来ません。
そもそも椅子に一人で座ることもできないことが多いですからね。
ですので、その期間というのはお子さんというよりは、むしろお母さんやお父さんに仕上げ磨きや、食生活についての指導を行う事がメインになります。 (仕上げ磨きの方法や、食生活についてもそのうち記載していきたいと思います。)
ちなみに、前回のQ&Aの時に書いた、「フッ化物」の塗布については、基本的には3歳以降のうがいがある程度出来るようになってからがお勧めです。
うがいが出来ない時期からフッ素入りの歯磨き粉を使用するのであれば、出来れば研磨剤の入っていないタイプの方で、それをごくごく微量のみ使用するのをお勧めしています。
そうすればうがいが出来なくても気持ち悪くありませんからね。
フッ化物もビタミンなどと同じで、多く採れば採るほど良い!とはならず、むしろ害が出てしまうこともありますので。
(チューブ一本、丸飲みとかしない限りまず問題ありませんけどね(笑))